ヘルシーで栄養価の高いおから。
レシピ的には卯の花はもちろん、ハンバーグやサラダにも応用できます。
んで、スーパーとかお豆腐屋さんに行くと「生のおから」が売っていますよね。
透明のビニール袋に入った白いおから。
あの「生のおから」って、そのまま食べれるんでしょうか?
生おからは賞味期限が短いって言うし、昔のレシピ本だと「おからを洗う」みたいなことも書いてあるので…そのまんまじゃチョット心配。
そこで今回は「生のおからの食べ方」について考えてみました。
生のおからはそのまま食べられるか?
お豆腐屋さんとかで売っている「生」のおからは…もちろん、そのまま食べられます!
スーパーのおからも、そのままでOK。
おからの原材料は、茹でた大豆。
大豆は、生のままで食べるとお腹を壊しますが(消化が悪ので)、おからの大豆はちゃんと茹でて あるので食べても大丈夫。
それに、イマドキのおからは料理や栄養面での注目度が高く、丁寧に扱われています。
…もしかして「そんなの当たり前じゃん」って思いましたか?
でも昔は「おからは搾りカスだから、家畜のエサにする」みたいな風潮があって、人間の食べ物より大雑把に扱われていたんですね。
それに比べると、現代のおからは「お客様に提供する商品」にランクアップしたので、衛生面でもかなり気を使うようになりました。
しかし、両手放しで「おからモーマンタイ」 ってワケにはいかないんです…
味は?
おからの兄弟である「豆腐」は綺麗にパッケージされて、店内のいい場所に陳列してあります 。
それに引き換え「おから」は、シンプルなビニール袋に入れられ、上から値段のシールを貼られている感じですよね。
同じDNAなのに、どうしてこんなに違うんでしょう?
その格差の間にあるものは…やっぱ「味」ですかね~
新鮮なおからだったら、もちろん生で食べれます。
食べれるんですけれど、そのまま食べたら豆腐の方が全然美味しい。
生のおからをそのまま食べると
- 「大豆の青臭さ」とか
- 「淡白すぎて味気ない」 とか
- 「水気でべちゃべちゃしてる」など
いろいろ気になると思うんです。
豆腐だったら、そのままスコンと食べても「うん、おいしい!」ってなりますよね。
でも、おからをそのまま食べると「ん? ん~」って感じ。
ちょっとビミョーなんですよ。
ま、料理のレシピやおからの状態によっては、そのまんまのおからでもOKかも知れない。
でも多くの場合、そのまんまより少し手間をかけた方が美味しいおからになります。
生おからの食べ方
もし、生おからのニオイや水っぽさが気にならなければ、そのまま調理へ突入。
「ポテサラ風おからサラダ」とか、 生おからを使ったレシピも色々ありますよね。
ただ「生のままじゃ、ちょっとキツイわ~」って場合は、下処理をしましょう。
といっても「フライパンで炒る」とか「レンジでチン」くらいですけど。
あと、下処理をしたおからの方が日持ちが良くなります。
生のままだと3日くらいしか持たないし、3日以内でも酸っぱい匂いがしたらアウト。
生のおからは、水気が多いのがネック。
そこで、フライパンとか電子レンジで加熱してあげると風味と日持ちが良くなります。